2013年8月8日木曜日

液状化解析

夕方の緊急地震速報は誤報だったようですね。

あの音を聞くと、つい海溝型がちらつき複雑。
平然と電話を続けられている方もいらっしゃいましたが、肝が据わっているというべきでしょうか?誤報でなければどうしてたのか?電話握ったまま揺られているのでしょうね。

そういえば最近、耐震関連の問い合わせが多くなりました。それも、液状化の解析関連。ある構造物を対象とした地盤の液状化解析に対し、どのような調査が必要なのか?という内容。流行りのようです。

液状化は理解できていません。まあ、どの分野で、どの解析ツールが採用されていて、それに必要な調査は何か、程度までは整理して答えていますが、マニュアルの域から抜け出せていないレベルです。ただ、2年前から準備し始め、さらにプロが身近にいることは救いです。

中でも、FLIPはまだまだ。
先日も、N値と静的な力学試験、物理試験のみから解析できるか?といた問い合わせがありました。いろいろ悩みましたが、履歴減衰の上限値をどう決めてよいのかわかりませんでした。双曲線モデルを採用しているようなので、上限を決めてやる仕様になっているのでしょう。繰り返し三軸(変形)をやっていないと、決めようがありません(と思っている)。
港湾技研資料では、一律0.24となっていましたが、陸の砂でも同じでよいのでしょうか?粘土は?砂礫は?似たような土質の試験結果を、教科書から引っ張ってきても良いのか?まあ、そんなところで悩むくらいなら、素直に動的試験を追加した方が簡単だと思います。
 http://www.pari.go.jp/search-pdf/no0869.pdf


まだまだ、そんなところです。
プロに聞いてみましょう。


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