2014年9月9日火曜日

せん断ひずみ

トンネルの変形を扱った数値解析を実施していたのですが、そのレポートを書いていた時の話。

私が出した結果を使って、他支店の方が作成した資料を、また私が再構成して仕上げていました。
おかしなもので、自分で書いたロジックの誤りはなかなか見つけられないのですが、他の方の誤りはすぐ目につきます。応力解法率の設定根拠が異なっていたり(私の説明が悪かったのでしょう)、使用している数字が異なっていたり。

中でも興味をひかれたのが、以下の点。
その方、1軸圧縮強度から限界ひずみを設定、それをゆるみ領域の閾値に設定されていました。その後、数値解析によるせん断ひずみ分布に、その閾値を適用されていました。疑問に思い調べてみると、お客様から頂いた前例に倣ったようです。
基本的には「限界せん断ひずみ」を用いるべきなのでしょうね。ま、実務的には安全側となるので結果的に良いのですが。提示したい結果に合うように、わざとそのように設定されたのかもしれません。

逆に、私にない良い点もすぐ目につきます。通常、私が使わないソフトで綺麗に再ポスト処理されていたり、説明が上手だったり。

一人で作業するよりは、複数の人間で試みる方が、気付くことも多いようです。



2014年9月7日日曜日

InfraWorks 2015 その4

基盤地図情報に道路中心線のデータがない件の続きです。

検索してみると、いくつかのサイトで同じ質問がありました。
回答者の多くは、Open Street Map などフリーの地図情報を取り込まれているようです。ちなみに、Map 3D ユーザーの中には WMS サーバーに接続し、表示している方もいらっしゃいました(Civil では、なぜか表示できませんでした)。

InfraWorks 2015では、WMS 接続での表示は対応していませんので、shpファイルとして準備する必要があるようです。で、使ったのはココ↓
http://extract.bbbike.org/?lang=de

いや、便利なサイトがあるものです。
ここで作成してもらったshpファイル、優秀です。属性も多く持っています。どなたかが打ち込まれたのでしょうね。感謝。

InfraWorks では、1号線、10号線、などというようにソースにフィルターをかけて読み込み、片側○車線などのスタイルを一気に適用できます。
逆に、適用したいスタイルが3種あれば3回読み込まないといけません。たぶん、1回読み込んで、属性ごとにスタイルを振り分ける方法もあると思いますが、わかりませんでした。今後、調べてみましょう。

結果、おもちゃっぽい、適度に手が抜けているモデルができました。地元説明に仕える場合もあるでしょうか?あまりこれといった使い道が思い浮かびませんね。
ただ、道路・造成等をCivilのコリドー等で作成しておけば、現況データ含めすべて取り込むだけですので手軽です。Civil3D の可視化ソフトという位置づけですかね?


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追記
先日、エヴァQをTVでやっていましたね。おもちゃついでに、初号機の 3ds モデルを取り込んでみました。
結果、初号機の作り込みに Infraworks のモデルが完全に負けてしまい、背景化してしまいました。

2014年9月6日土曜日

InfraWorks 2015 その3

せっかくなので、Civil 用に DL していた他の基盤地図情報も取り込んでみました。

まず、水域はそのまま取り込んで問題ないようですね。レイヤで空中写真の上に持って来れば、キラキラ表示されています。

次は建築物。
建築物の shp は種別の属性を持っています。堅ろう建物、普通建物、壁なし?(駐輪場など)の3つに区分されていましたので、それぞれ別の高さやスタイルを与えて表示してみました。これ、お手軽 & おもちゃっぽくて良いですね。愛着が出てきます。
案外、このような「おもちゃ感」も売りになるかもしれませんね。写真家が撮った作品を Max での CG に例えると、InfraWorks はトイカメラ的な使い方で良いのでは、などと思ってしまいます。車や電車を配置すれば走りだしたり、人を配置すれば歩き出したりすると面白そうですね。SimCity よりは貧相ですが、現実と同じ配置を非常に簡単に再現できます。
近距離は Max、中距離は Infraworks、長距離(規模が大きい場合)は SfM などといった選択でも良いかもしれません。

次は道路。
これはダメでした。基盤地図情報では、道路に対し道路縁の2本のベクトルを DL できます。が、そのまま取り込むと、2車線の道路が2本できてしまいます。どこかに中心線のデータは公開されていないものでしょうか?

続きは後日。

InfraWorks 2015 その2

次は空中写真のドレープ。

jpg を取り込んでみようと思いましたが、エラーで取り込めません。座標の関連付けは、取り込んだ後でできないようです。ワールドファイルが先に必要なのだろうと思い、作成するソフトを検索したところ、手元にありました。

Raster Design です。
これはモバイルにインストールしていなかったので、追加で入れることにしました。2015からは Civil だけでなく、AutoCAD も一緒にインストールしないと入らないようです。
が、一緒にインストールしてもダメ。既にアップデートされているプログラムがインストールの邪魔をします。
仕方ないので、デスクトップの 2014 で、既に作成していた dwg に jpg をアタッチ、「ラスター」タブよりワールドファイルを書き出しました。

再度、InfraWorks で jpgを指定すると、今度は正確にドレープできました。やはりワールドファイルが要るようですね。

ただ、ディテールは前バージョンのまま。簡素ですね。同じ写真を張り付けても、MVS のほうが綺麗です。レンダリングして同等でしょうか?何が違うのでしょうね。
ま、基盤地図情報をDL・変換・取り込むだけですから、贅沢は言えませんね。

続く。


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2014年9月7日追記
Autodesk の HP に掲載されているセルフトレーニングテキストによれば、地理院地図で配信されている2007年以降のオルソ画像を容易に取り込むことができるとあります。
試してみたところ、データセットの中のxmlファイルをラスターとして読み込み、「モデル範囲にクリップ」のチェックを入れるだけでドレープしてくれました。優秀です。
近年の写真を張り付けるのであれば、事前に用意する必要がなくなりました。手軽ですね。


InfraWorks 2015 その1

踏査に持って行った都市計画図のコンターの精度が悪いので、基盤地図情報の 5DEM-LP データに入れ替えました。

地物はそのままで、コンター(サーフェス)のみの入れ替え。現場で見つけた崩壊地形や谷がうっすら出てきました。
ふと、作成したサーフェスを InfraWorks 2015 で取り込んでみようと、試してみました。

過去、InfraWorks 2014 を数回使用していました。データの取り込みは手軽なのですが、仕上がりが 3ds Max に比べて非常に貧相でしたので、用途が見当たらず今まで使っていませんでした。サーフェスを取り込もうと考えたのは、2015 になって表現のディテールが上がったのか確認したかったのです。先日の3次元モデルの書き出しも気になっていましたし。

ところが、それらを確認する手前で躓きました。
読み込んだ LandXML に穴が開いています。Civil3D で 5DEMからサーフェスを作成した段階で、エッジを共有しない面ができているのか、書き出し時におかしくなっているのかわかりません。Civil上での表示は問題ないのですが。


5DEM を地理院の表示ソフト「基盤地図情報ビューアで」SHP に変換し、InfraWorks に取り込むことで解決。後工程の河川・道路等の書き出し範囲が表示ソフト上で分かるので、こちらの方が良いかもしれません。



続きは後日。

2014年9月4日木曜日

マムシを食べる?

踏査中、マムシに出会うことがあります


幸い、今まである程度距離があったり、近くても冬眠中(板を上げると巣でした)であったりしていました。が、先日はのり面を登っていて手をつたそばにとぐろを巻いていました。ニアミス。

そして今日、大先輩と歩いていたのですが、先輩がナタ鎌で草を払ったところにいました。が、その先輩、離れるわけでもなく、逃げるマムシを鎌の背で一撃。
あっけにとられていると、平地に取り出して頭を切り離し、皮をむいて内臓を取り出しました。手早く慣れたものです。

どうするのか?と聞いてみると・・・干して食べるとのこと。

味は・・・ないそうです。


どうも、必要な写真を撮るのには殺さないと危ない、無駄な殺生はいけないなので食べないといけない、とのロジック。プロと言うべきなのでしょうか?


さばき方は非常に簡単で覚えてしまいました。

が、山で遭難し飢えない限り、手は出さないでしょうね。



2014年9月1日月曜日

3D モデルの閲覧

ReCap 360 の 3D モデルを、簡単に閲覧できる方法はないか?と考えていました。

e-mail で招待すれば閲覧できるようになります。が、Autodesk の ID を作っていただかないといけませんし、ネット接続が必須になります。できればデータを渡して、単体で閲覧していただければ、と考えています。

まず試したのは、rcs ファイル(150MB)を Civil3D 2015 で読み込み、KMZ 書き出しする方法。Google Earth で確認できますので、閲覧する側はお手軽です。
が、点群の書き出しはサポート外でした。bounding box 以外は表示されません。
仕方ないので、点群からサーフェスを作成し、それを KMZ 書き出ししました。が、重すぎるのかGoogle Earth が異常終了します。重いといっても 40MB なのでそれほど大きくないのですが。ま、モバイル(Core i5-3337U、HD Graphics 4000、メモリ4G)が非力ということもありますが、この程度でだめなら話になりません。

次に試したのが、3ds Max。
rcs を読み込んで VRMLに書き出しましたが、こちらも点群は対応していないようです。
fbx(70MB) を読み込んでみましたが、3時間かかってまだ読み込み中。話になりません。

やはり 3D PDF でしょうか?
http://phreeqc.blogspot.jp/2014/05/3d-pdf-2.html
またCivil3Dに戻って、3D PDF を書き出してみました。
残念ながら、こちらも点群は対象外。サーフェスは書き出せましたが、当然1色。面白くありません。


地形や地層などの複雑な形状を扱う場合、現段階ではソフト専用の Viewer かプラグイン、またはクラウド経由で閲覧して頂くほかないですね。まだまだ汎用フォーマット・ソフトの出現とまではいかないようです。