2020年の秋から始めた弾塑性SPHコードの修正が完了しました。
基本コードを頂いてから寝かせていたため実質1年程度ですが、SPHを知ってからは14年目です。長い。
何とかSPHの離散化や各種補正方法、境界条件について基本的なしくみを理解したと言える証になるでしょう。いや、よかった。
いくつかのハマり処があったのですが、式の実装時の静水圧Pと静水圧応力σの符号の整理が効いたと思われます。多くの文献を引用する際に、これらの書き方の流儀を統一してから実装に落とし込む必要があったのでしょう。
粒子が凝集する現象を hourglass, zero energy mode だと勘違いしたり、他にも似たような勘違いで多くの寄り道をしましたが、振り返るとそれらも良い勉強になったと思います。
https://phreeqc.blogspot.com/2022/05/blog-post.html
早くVerification を済ませたいですね。ベンチマークは何が良いのでしょうか?
それが済んだら高速化。倍精度を多く使っていますので、GPUではなくスパコン利用(MPI並列)のほうが現実的でしょうね。
まだまだ先は長い。
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