2024年5月26日日曜日

壁粒子の圧力

SPHで壁際の粒子が壁に張り付く現象を、後回しにしていました。
ある程度動くようになったので取り組んでみることに。

まずは mDBC で様子見。
効果はありますが、残念ながら完全ではありません。いくつかの粒子は壁に残り、計算時間も余計にかかりました。

負圧が効いているのは想像がつくのですが、他の修正方法を思い付きません。
そこで googling。
すると、「まさにコレ!」といった回答を見つけました。条件も全く同じです。
Trying my chances here; anyone knows why particles stick to the wall in my SPH simulation? - Specific Domains / Modelling & Simulations - Julia Programming Language (julialang.org)

Here the simplest fix is simply to put the boundary particle density to reference density, if it ever gets below that reference value.
In this way a wall can never produce suction, but only “push”.

当たり前すぎて一般的には解説されていないのでしょうね。初心者には思いつかないノウハウです。
密度でなく圧力を変更。数行の追加で計算時間もかからず、簡単に解決できました。


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