上田拓治「44の例題で学ぶ 統計的 検定と推定の解き方」より(一部、変更しています)。
両側検定
・AとBに違いがあるか?など。
片側検定
・AはBより大きいか?多いか?など。
H0:帰無仮説
・差はない
・検定統計量の実現値pが棄却域内(有意水準(例えば5%)未満)でH0棄却、棄却域外でH0採択。
※H0棄却時の誤り(第1種の誤り)を犯す確率は5%未満(有意水準)。
・H0を棄却するとき(H1を採択するとき)は「差がある」。
・H0を採択するときは「差があるとは言えない」という表現にとどめる。どちらが正しいかは不明。
H1:対立仮設
・差がある
パラメトリック検定
・母集団の分布型を決める母数(平均、分散、標準偏差など)について仮定を設ける検定法
・平均値の差、分散・分散比の検定など。
ノンパラメトリック検定
・仮定を置かない検定法
・比率(binary)の差、適合度、独立性、順位の検定など。
仮説検定の手順
1.帰無仮説H0の設定(差はない、棄却が前提)
2.対立仮設H1の設定(差がある、採択が前提)
3.条件(基本統計量、サンプルサイズ、検定目的)の確認
4.条件にあった検定手法の選定
5.検定統計量T、検定統計量の実現値pと有意水準α、棄却域Rの比較
6.結論
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