2015年2月18日水曜日

計算の割り切り

計算に行き詰っています。

この程度で割り切っていいか?と悩んでいた時、タイムリーなメールがやってきました。

構造計画研究所の粒子法ニュースレター
http://www.sbd.jp/product/netsu/particleworks/mail_magazine/backnumber/20150218_vol002.shtml#article2_top
で、ここでとにもかくにも声を大にして言えることは、
「実現象をパソコンの中に再現しようとするなっ!」
ですね。
これをやっちゃうと、もうドツボにはまってしまいます。
ちょっとリアルに近づいても、さらに細かいことが気になりだし、
それをクリアすると、またその先に新しい地平線が見えてきて・・・。
永久に貴方は満足ができずに条件探しの果てしない旅を続けることになってしまいます。
~中略~ 
解析自体は、まだまだ実現象を再現できていませんでした。
そこで思ったことは、
「あぁ。この解析から最低限言えることが、もう十分な結論であり、解析の成果だった。」
ということです。
知りたい情報を得ることができる最小モデルを考えて解析を行うことで、
計算負荷が驚くほど軽くなり、と言うか、計算可能となり、
しかも得られる情報は十分なものとなるのです。

ユーザーの経験談のようです。
割り切りの判断として、「この計算で何が言いたいのか?」を表現できていればOKということですね。何を確認したいか、何を再現したいのか、それを確認できたのか?を問いかければ、答えは自ずと出てくるのでしょう。
また、使用できるツールやハードの制限もありますので、どこを再現するかを取捨選択することで、解析自体が成り立つのでしょう。

「モノは言い様」ともいわれかねませんが、個人的にはタイムリーで共感できる内容でした。

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