2010年10月6日水曜日

Visual MODFLOW

Visual MODFLOWは8年くらい前に購入していましたが、日の目を見ず現在に至っています。
http://www.swstechnology.com/groundwater-software/groundwater-modeling/visual-modflow-premium

現行Ver.ではMODFLOW-SURFACTというアドオンで不飽和も扱えるようになっているんですね。Streamで小川などをモデル化すると、トンネル掘削による流量低下などが計算できます。完全な地表流ではないですが。
PRO以上だとPHT3Dも含まれているので、不飽和浸透流+輸送+化学反応の連成ができるのかと思いましたが、エンジンは別々なので駄目なようです。SURFACT+MT3D(不飽和浸透流+輸送)もだめでした。やっぱりDtransuの勝ちです。しかし、計算は速いんですよね。差分法だからでしょうか?

ちなみに、MODFLOWはセルの中心で計算するため、断層破砕帯などの薄い低透水箇所は2列以上でモデル化するのが無難な類のアプリです。

今後、GSFLOWなどの地表流の扱えるパッケージが加えられたり、SURFACT+PHT3Dの連成ができるようになれば、かなり使えますよね。期待大です。

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