2010年10月12日火曜日

目指せノーベル賞?

今日、応用地質の第4号が届きました。

AsやCdの溶出について論文が載っていましたが、なぜ、このような低レベルの報告が掲載されるのでしょうか?少なくとも、海外では参考書に載っている基礎的な内容です。いかに日本の応用地質分野が停滞しているかがわかります。
この間、応用地質学会の記念論文集の執筆を手伝いました。環境地質に関する現状と課題を依頼され、この分野における移流分散と化学反応の連成の重要性について記載しました。ところが、査読できる先生が学会にいらっしゃらず、ノーチェックのまま出版となってしまいました。
ノーベル化学賞に輝いた鈴木章・北海道大名誉教授は「2位じゃだめか、は愚問」と言い切られたそうですが、さて、応用地質分野にそこまで言い切れる先生方はいらっしゃるのでしょうか?

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