標記の資料が土研から(案)として出ています。
http://www.pwri.go.jp/team/landslide/outcome.htm
今日はこの資料を読んでいました。
実はこれに似た内容をH18の技術士の体験論文で書いています。(見事不合格)
ずいぶん前からある考え方ですがオーソライズされたものは見ませんね。
内容は、地すべりブロックとトンネルの安全な離隔距離を、2次元弾塑性解析の変位量で判断したというようなもの。パラメーターの設定法といった趣旨ではなかったですね。弾塑性は市販ソフトで良いのがありますし、2次元ならモデル化・解析ともに簡単なのでマニュアル化するほどのことではないとも思いますが、確かに各機関にオーソライズされたマニュアル類はあまり見ませんね。
こういった地すべりとトンネルといった問題は、弾完全塑性ではなくひずみ軟化、あるいは弾塑性+塑性領域のみ残留強度としたLEMなどが良い手法だと思います。土研さんが弾塑性をオーソライズした形になりましたので、今後どうなっていくか楽しみです。
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