次は弾塑性。
見たところ、スタンダードな SPH による解き方を実装しているようです。弾塑性のフレームワークも標準的。
弾塑性のサンプルがなかったっため、DamBreak の水を土に変更してみました。
2次元では問題なく動きます。
3次元ではバクハツ。
これは SPH のデフォなのでしょうか。ただし、zero-energy mode は出ていません。境界部分の過剰な正圧に起因するだけのようです。優秀ですね。
particle penetration を防ぐための Penalty Parameter が効きすぎていると踏んで、1→0.5に下げてみました。
バクハツは収まりましたが、これはダメ。底面で粒子の沈み込みが発生しています。
底面:0.95、側面:0.7程度が良さそうです。
粘着力を変えると、塊のまま移動する土塊とすべり層が表現されて良い感じ。
拡大すると、
せん断変形が孔内傾斜計の累積変位図のようにきれいに表現されています。引っ張りも安定して解けています。
問題は計算時間。
1秒の計算に8コアで4時間。時間がかかります。OpenMPなので、スパコン利用も不可。実務に持っていくには gpu に載せるか、MPI並列にするか。
続く。
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