2020年2月9日日曜日

日本語は難しい

プログラムを作る際には要求事項、仕様を確認します。

口頭で依頼されたり書面で渡されたりするのですが、わかりにくい場合があります。多くの場合はフローを用いたり数式を用いて、依頼された方の思考過程を追っていくことで解決します。が、それもできず口頭などで説明を繰り返されると理解不能に陥ります。

先日、難しい日本語に出合いました。何を仰りたいのか概要は分かるのですが、具体的にどの数値を、どの順で、どう操作すればよいかまでは変換できない文章です。
この方の場合、話を聞いていくうちに、P(A|B) の条件付確率であれば良いことが分かりました。さらに、求めようとしていた答えよりも良い指標があり、一つ手前に検討すべき内容が抜けていたこともわかりました。シンプルに6文字で表現できていたら、悩まずミスしなかったでしょう。ま、自分の考えた過程を数式等に変換できようであれば、御自分でプログラムを組まれたかもしれません。

思い出したのが中学生の頃の話。言葉は通じなくても H2O と書けば水が欲しいことを伝えられると先生から聞き、なるほどと思ったことがあります。英語の論文でも、化学式や数式だけは読み違えません。容易に通じ合えます。
日本語は難しいのです。日本語を日本語に翻訳するより、数式等で表現した方が間違いなく相手に伝わります。お互いに「誤解を与える表現であった」「そういう意味ではなかった」という逃げも打てません。

自分がどのように考えているのか、その過程を自分で理解し伝えるのは難しいと思います。そこに一つの壁があることは間違いありません。この点では、小学生へのプログラミング教育は有効でしょう。
日本語を鍛えつつ、論理的かつ効率的に考える能力も身に付けたい。相乗効果で伝えやすい文章を作る能力が備わるのだと思われます。

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