地上レーザースキャナーを初めて使いました。
機材所有部署から事前にレクチャーを受け準備していたのですが、事情により現場の前日に別機種に変更。再度1時間ほどレクチャーを受けました。
テスト中、手元では70m程の点群しか表示されていなかったのですが、射程は倍だそうで、映っていない点群も解析時には使用できるとのことでした。
で、現場。
今まで3次元地質モデルを作成する際には、地表面を作るのがネックになっていました。
測量図面から3次元に起こすのは手間。UAV + SfM が楽なのですが、自分では積極的に操作したくはない。結果的に他部署にお願いする形になっていました。
ですが、このスキャナーであれば墜落の心配はなく、数分でデータを取得してくれます。何度か場所を変える必要は生じますが、GPSも付いており、簡単・楽です。
帰社後にデータを確認。
が、70m以遠のデータが出てきません。スキャナーを所有していた部署にも確認したのですが、「そのようなことはないはず」との回答。弱りました。
結論から言うと、データは取れていませんでした。いくつかのモードの中で、点群を最も密に取得できるモードを選択していたのですが、この場合は65mまでと’マニュアル’に記載がありました。そう、マニュアルに。
読まずに出かけました。反省。
で、現場はやり直し。
これがプロの仕事?と問われると恥ずかしくなるような内容です。ベテランですし、変化に追従する方法をよく知っていましたが、実施しておらず失敗。お粗末です。
次は失敗しません。十分に準備していきましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿