2018年8月12日日曜日

接地抵抗

後輩君の仕事がきっかけで、接地抵抗について再度調べていました。

特許申請中の手法を使う必要に迫られているようです。「地下水探査杖」と名付けられた手法です。検索すると基礎地盤さんの紹介が引っ掛かりました。
http://www.chugoku-geo.or.jp/book/export/html/6
接地抵抗を測っているだけのようですが、これ、多層地盤だと判断が難しいでしょう。

サウンディングなら、ロッドの濡れた位置や、試験後の孔に水位計を入れて水位を判断しています。調査深度全体が単層である保証はないでしょうし、しかも特許料を払う必要があるなら流行らないでしょうね。

これ、地下水位だけでなく、不飽和帯の土層変化の指標になるでしょう。含水比の差をサウンディング結果の補足として利用する、そのような使い方ができないでしょうか?
今までは音と感触だけで砂か粘土を判断していましたので、接地抵抗も含めるとより精度が上るでしょう。簡単なモデルを作ってEXCELレベルで計算すれば、正否のチェックもできそうです。これは特許に含まれていないようですので、サウンディングの基準に含められると思います。

機会があれば、試してみましょう。





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