2025年1月22日水曜日

LSMに使用する地形

手を動かして気づいたのがLSMに使用すべき地形(DEM)です。

LSMで「地すべり地形分布図」のポリゴンを正解として使用する場合、地すべり発生前の地形データは存在しないので、地すべり発生後の地形(DEM)に対し特徴量を抽出することになります。そうすると出来上がるLSMは、過去に地すべりが発生した可能性が高い場所を地形以外の特徴量を加味して危険度として表現したものになります。

一方、LSMで表現したいのは既に発生した場所ではなく、今後地すべりや崩壊が発生する危険度です。この場合、発生した場所での特徴量を発生前の地形等から求め、他の未発生の地域に展開し危険度を表すという作業になります。こちらの方が需要は高いでしょう。

LSM作成の目的によって使用するデータの選択が必要です。
正解データ(すべり・崩壊ポリゴン)と地形(DEM)には、十分に留意が必要です。


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