「地質を説明して」と言われることがあります。
地質屋さんに聞かれた場合は時代と岩種、話の流れで構造を答えておけば問題ありません。が、土木分野での「地質」は広い意味で使われています。
土木分野での「地質」
・岩種(これは地質屋の尋ねる「地質」と同じ。)
・構造(様々なスケールの断層、亀裂、流れ盤なども「地質」です。)
・風化の程度、硬軟(軟岩、硬岩、風化土なども「地質」です。)
・沖積層・洪積層(これは「地盤」にも含まれます。)
力学や透水性といった工学の要素を含んでいる説明が、理解されやすいようです。馴染んでいるのでしょうね。
話しているうちに一つの事象にとらわれ、他の「地質」が頭から離れることがあります。問題解決にはすべての視点、スケールが必要です。何度も振り返りましょう。
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