基本は土質力学レベルです。それを丁寧に組み合わせると two-phase formulation の出来上がりです。SPH の場合はこれを2レイヤーで計算します。ここで倍の計算量。さらに相互作用を反映するため、土粒子の位置での水粒子の動き、水粒子位置での土粒子の動きを計算します。単純に4倍ではありませんが、計算量は飛躍的に増えます。
これを解決した、という文献がコチラ⇓
Two-phase fully-coupled smoothed particle hydrodynamics (SPH) model for unsaturated soils and its application to rainfall-induced slope collapse - ScienceDirect
A general smoothed particle hydrodynamics (SPH) formulation for coupled liquid flow and solid deformation in porous media - ScienceDirect
1レイヤーで2相の計算が可能に工夫されています。不飽和浸透も取り扱えるので一通りの計算ができそうです。が、境界条件が面倒。いえ、実装されたものを使用するのであればDtransu を利用するのと変わらないでしょうが、汎用性を持たせて実装しようとすると気が遠くなります。