ISO/TS2168-3といった規格について記載されています。規格があったのですね。
径は5~10cmですので、ズリの様な大きな岩石は入りません。粒径4mmの制限があるようです。
また、初期に2日以上の浸水か通水を実施してから測定に入るそうです。 なじませるのが目的なのでしょうが、初期の水質は重要だと思いますので、ついでにはかっておけば良いのでしょうね。
現場条件への適合性については、以下のように述べられています。
カラム通水試験はバッチ試験に比べ「現場により近い条件」での試験ではあるが、多くの場合、実際の現場とは大きく異なる条件での試験である。どのような分野でもそうですが、計算には現場条件に適合した試験結果が必要です。規格に準じつつ、粒径等は適合するようアレンジし、試験を行っていくことになるのでしょう。
以前より、カラム試験は規格がないため、委員会などのお墨付きがない限り、なかなか提案し難い試験でした。これで受け入れていただきやすくなると思います。