2010年9月20日月曜日

PHREEQCのINVERSE MODELING

INVERSE MODELINGをやってもらっていた方から結果報告がありました。
既知の3つの水質試験結果と浸透流解析結果から、Solution1+Solution2=Solution3というモデルを仮定し、1と2の混合割合を求めるものでした。私も実務でやったのは初めてだったのですが、まあまあ納得いく答えが得られました。

今回の反省点は、①水質試験結果の妥当性をE.B.で確認しておくこと、②地質(平衡固層)の確認を怠らないことの2点です。
Solution1では、E.B.が5%を超えており、本来なら再度採水して再試験すべきものでした。これが故、計算時にもSolution1のuncertainty を10%と大きく設定しないと回りませんでした。後者では、地質がまったく調べられていないため固層は想定の範囲の域を出ず、モデル上はAlbite(Naを含む鉱物)が沈殿するという結果になってしまいました。

まだまだ学ぶべきことはたくさんあるようです。

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