2022年7月3日日曜日

QGIS + PostgreSQL

ネット注文がメインになったことやコロナ禍ということで、大型書店に通う頻度が低くなりました。久しぶりに通うと、気になる図書がちらほら。この週末は2冊の 図書を読んで過ごしました。

そのうちの1冊がコチラ↓
愛知大学三遠南信地域連携研究センター「地域研究のための空間データ分析入門 -QGISとPostGISを用いて‐」

GIS は「習うより慣れろ」でしたので、この種の図書を読んだことがありません(ArcHydro 関連の図書は購入しましたが)。この図書には PostgreSQL との連携が書かれています。どのような場合に RDB を利用すべきか常々考えていましたので、思わず購入しました。

QGIS から PostgreSQL への接続は、何度か実施しています。が、実務レベルで採用したことはありません。SQL ではなく、Pythonで整形してしまってから GIS へ取り込むか、そのまま Python で表示してしまう流れの方が速かったからでしょう。紹介されていた作業内容も、データ加工の部分では C 等で作成されたライブラリで処理する Python の方が速いのかもしれません。

図書では PostgreSQL に shp を取り込み、PostGIS で空間分析まで実施されていました。このようなことができるとは知りませんでした。初めて PostGIS の役割を理解できたような気がします。Python では空間分析を GIS に任せていました。SQLで書いておけば、データ更新時の繰り返し処理の手間を省けるところが利点でしょうか。

単年で完結する作業ではデータベースを更新する必要がないため、RDB まで必要としません。一方、データを随時更新・追加したり、多くの方が データ入力に携わったりする状況では、RDB の方が良いのでしょう。
図書を読むことで、ようやく答えの1つを得ました。



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