2012年1月11日水曜日

Win7 + ハイパーターミナル

RS-232C の規格は、古い計測機で使用されています。

最近ではPCから232Cのシリアルポートが消えているため、USBでの変換ケーブルが販売されています。
今日はそれを使って他の方のPCの通信テストをしていました。環境はWin7 64bit + XP 付属のハイパーターミナル限定です。この環境に限っては、いくつか勘所がありますので、備忘録です。
  • ハイパーターミナルは古くから多くの方が使用されており、人気なのでしょう。ネットでも、以下の手順3までは多くの情報が得られますし、その段階でほぼ対応可能なようです。
  • 全て自己責任です。
  1. XPのhypertrm.dll、hypertrm.exe の2ファイルを Win7 へコピー。 (セッション保存の必要がなければ、以下の作業は不要です。これで動きます。)
  2. セッションファイル(.ht)もコピー。
  3. .htをダブルクリックしてもファイルは開きませんので、ハイパーターミナルと関連付けを行います。
  4. それでも、.htが開きませんので、以下の registry を修正します。
    HKEY_CLASSES_ROOT\ht_auto_file\shell\open\command
    "C:\Program Files (x86)\HyperTerminal\HYPERTRM.EXE" %1
  5. それでも開かない場合は、上記の key を削除。".ht" を含む key を検索、全削除して手順3、4をやり直します。
  6. それでも開かない場合は、registry の修正をあきらめ、バッチ処理で対応します。
    例えば、dll と exe をコピーしたフォルダに、AAA.htといったセッションファイルを保存した環境では、「hypertrm.exe AAA」 という1文だけのbatファイルを作成します(「」は要りません)。これをダブルクリックすれば、セッションが立ち上がります。
ハイパーターミナルを使い続けるのと、新しいターミナルソフトに慣れるのとでは、多くの方はどちらを選ぶでしょうか?個人的にはどちらでも良いですが、他のターミナルソフトの方がハードルが低いように思われます。

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